スマホやPCから、いつでもどこでもインターネットを介して手軽に楽しむことができるオンラインカジノ。日本語対応は当たり前、ユーザー数も増加し続けているとは言え、法律や不正に対する不安があってなかなか始めづらいですよね。
この記事では、30以上のオンラインカジノでプレイしてきた私ハルの経験をもとに、
- オンラインカジノの基礎知識
- オンラインカジノを始めるために必要な準備
について、オンラインカジノのことを初めて知った初心者の方にもわかりやすく解説しています。

はじめまして。ONCASI.infoを運営しているハルといいます。
なるべく丁寧に説明しますので、どうぞよろしくお願いします。
そもそもオンラインカジノはギャンブルですので、望まない結果を迎えることも十分にあり得ます。
この記事では、そんなオンラインカジノにまつわるリスクやデメリットについても包み隠さずお伝えしていきます。
本記事が、華やかな世界にひそむ甘い誘惑や都合よく切り取られた情報にあなたが惑わされないための防波堤となり、オンラインカジノと楽しくお付き合いするための助けとなれれば幸いです。
オンラインカジノを楽しむうえでのリスクについて
オンラインカジノは一瞬にして大きな富を得る可能性を秘めた魅力的な娯楽ですが、必ずしも楽しいことばかりが起こるとは限りません。
これからお話しするオンラインカジノのマイナス面を知っているか知らないかで、これから始まるであろうあなたのオンラインカジノライフは、きっと大きく変わってくるはずです。
オンラインカジノは『楽して稼げる』と聞いたあなたへ
オンラインカジノは他のギャンブルとくらべて控除率が低く負けにくいとはいえ、ギャンブルであることに変わりはありません。
リターンにはかならず相応のリスクがありますので、心構えとしては短期的な勝利を得たとしても永遠に勝ち続けることはほぼ不可能、くらいの認識でちょうどよいのではないかと思います。
オンラインカジノは娯楽として付き合うべきで、投資先でも副業でもなく、ましてやネットビジネスでもありません。
もしもあなたがオンラインカジノと長く楽しいお付き合いをしたいのであれば、オンラインカジノはたまに利益を得られることもある娯楽であるという認識のもとでお付き合いされることをおすすめします。


勝ち続けている方もいるにはいるのでしょうが、あなたや私が同じ事をして同じように勝てる保証なんてどこにもありません。
利益ばかりを信じるあまり、結果として身を亡ぼしてしまうことだけは避けたいですからね。甘い言葉にはご用心ください。
オンラインカジノは違法か合法か

オンラインカジノそのものは法律によって認められている国で合法的に運営されていますので、それ自体に違法性はありません。
ただし日本国内において行われる賭博行為は法律に違反するおそれがありますので、この部分について不安に思うことは当然のことだと思います。
現実として日本からのオンラインカジノ推定利用者数は50万人を超えるとも言われており、プレイヤー数はもとより日本語対応オンラインカジノもなお増え続けています。
当ブログの見解としては「合法とも違法とも断定することができないグレーゾーン」となりますが、過去に起こった係争事案や質問答弁等を読み解いていただき、最終的にはご自身の判断によってご決断されるべきだと思います。
手軽さゆえの依存リスクに注意

オンライン環境さえ整ってさえいれば時間や場所を問わずに楽しめることが、オンラインカジノ最大のメリットと言っても過言ではありません。
ですが言い換えれば、24時間365日ギャンブルができる環境に自分の身を置くことを意味しています。
かなり極端な表現にはなりますが、仕事中でも、家族と過ごしている時間も、ほんのちょっとした移動時間でも、どんな大切な時間であっても四六時中カジノの店内にいるのと変わらないということです。
自分の中で物事の優先順位をきちんと付けて、自分を制御できる自信があれば問題はありません。しかしその自信がなければ、オンラインカジノの利用は思いとどまった方が良いかもしれません。
あるいは抑制する自信がなければ、オンラインカジノにはログインや入金を自主的に制限する機能も備わっていますので、そのような自主規制機能の活用を視野に入れるべきです。
オンラインカジノのメリットは同時に、私たちギャンブラーにとっては大きなリスクにもなることを知っておきましょう。

偉そうに書いていますが、個人的にはこれが一番難しく感じます。
目的と手段をはき違えて、これまで何度痛い目に遭ったことか・・・
オンラインカジノは信用できるのか

さてここからは、はたしてオンラインカジノは本当に信用できるのかということについてお話ししていきます。
日本ではまだまだなじみの薄いオンラインカジノですので、漠然とした怪しさやうさん臭さを感じているのではないでしょうか。
具体的には、
- 海外のサービスだから運営の実態や背景がまったくわからない
- 不正プログラムやイカサマによって理不尽に財産を失うのではないか
- 決済処理は正しく行われるのか
このような疑問や不安が湧いているのではないかと思います。
ある意味では当然抱く不安で、逆にこのような不安をまったく持たずに始めようとしているのであれば、この界隈では特に注意が必要だと思います。
実際にオンラインカジノを始めようとする皆さまにとっては最も大切なことですので、それらの疑問について細かく丁寧に、わかりやすくご説明したいと思います。
信用できるオンラインカジノの見分け方
これからご説明する内容の要件を満たしていれば絶対に信用できるというものでもありませんが、以下を満たしていないオンラインカジノのご利用は基本的に避けた方が無難かと思います。
日本語化・日本語サポートに対応しているか
まずは海外サービス特有の悩みである『言葉の壁』について説明します。
オンラインカジノを利用する際には、必ずサイト全体が日本語化されており、かつ日本語によるサポート体制が整っているオンラインカジノを選びましょう。
オンラインカジノでは日々いろいろなプロモーションやキャンペーンが展開されており、新しいソフトウェアも次々と開発されています。
ゲームの遊び方に始まり万が一のトラブル発生時まで、日本語の通じるカスタマーサポートがいるかいないかでは安心感がまるで違ってきます。
またある意味では、日本語化されていない・日本語を話せるサポートがいないオンラインカジノは日本プレイヤーを重要視していないとも言えますので、よほど言語に自信がなければその時点ではそのカジノの利用を控えておいた方が無難です。
イカサマや不正の抑止体制について
ギャンブルの話題にはつきものであるイカサマや不正に対して、オンラインカジノ業界ではどのような防止・抑止策をとっているのかについてご説明していきます。
運営ライセンス・ソフトウェアライセンスの存在
オンラインカジノの運営は合法国であれば誰もが運営できるわけではなく、運営国政府や関係機関の審査を受けたうえで発行されるライセンスを取得しなければ運営はできません。
また運営とは別に、カジノで取り扱われているルーレットやスロットなどのソフトウェアについても個々に審査・認可されなければ設置することはできません。
この仕組みそのものは日本でなじみの深いギャンブルであるパチンコ店の営業形式(公安委員会や保通協による許可・検定など)とよく似ていますので、これに当てはめればイメージしやすいのではないかと思います。
主なライセンス発行元には、以下の国・団体があります。
- Malta Gaming Authority (マルタ共和国)
- Gambling Commission (英国)
- Curacao e-Gaming (キュラソー島)
- Kahnawake Gaming Commission (カナダ)

それぞれのライセンス発行元は認定基準や審査内容がそれぞれ違うため一概には言えませんが、
- 経営者の背景
- プレイヤー資金と個人情報の管理体制
- ゲームの公平性
- マネーロンダリング対策
- ギャンブル依存症対策
などの事項について監視する体制が整えられています。
第三者機関による審査の体制
有名な独立団体としてeCOGRA(イーコグラ)という英国を拠点とする団体があり、それらの第三者機関によってオンラインカジノ運営元やソフトウェアベンダーに対する還元率や乱数生成機能(RNG)などに関する評価・監査が常におこなわれています。
紛争解決のための機関と依存症対策の体制
そのほかにも、オンラインカジノとプレイヤーとの間で発生した紛争解決のための仲介団体や、ギャンブル依存症に関する相談を受ける団体なども存在しています。
残念ながら例が少ないため日本語での対応状況について知ることができませんでしたが、これらのしくみからオンラインカジノが決してアンダーグラウンドな世界ではなく、EU諸国をはじめとする諸外国においては広く一般に浸透している大衆的な娯楽であるということに想像が及ぶのではないかと思います。
決済処理のしくみと資金管理体制
リアルマネーを賭けるわけですから、当然気になるのは決済処理の信頼性です。
ここからは、資金の入金から出金までの、オンラインカジノにおける「お金の流れ」について説明していきます。
資金管理の体制

先ほどの説明でも触れていますが、オンラインカジノの運営にはライセンスの取得が必須となっており、プレイヤー資金の管理体制も審査事項の重要な一項目となっています。
最終的には人間によって処理されますので、どれだけ厳格な体制を整えていたとしても人的ミスは起こり得るものですが、そうだとしてもライセンスの所有は一定レベルの信頼がおけるオンラインカジノであると判断して良いかと思います。
入金と出金のしくみ
では次に『具体的にどのような方法で入金や出金ができるのか?』という疑問について説明します。
ここでは簡単に図解しておきます。

図のとおり、主にクレジットカードや電子決済サービスによって入金でき、主に電子決済サービスや銀行振込によって出金できるようになっています。
クレジットカードの対応ブランドや電子決済サービスの対応状況など、入出金方法はカジノによってできる・できないが異なりますので、オンラインカジノを選ぶときには希望の決済方法に対応しているかも考慮に入れて選択するとよいでしょう。
電子決済サービスについては後ほど触れていきます。
オンラインカジノの始めかた
ここからは、オンラインカジノへの登録から入金、そして出金までの一連をスムーズに実行するための具体的な手順についてご説明していきます。
ご一緒に、順を追って見ていきましょう。
始める前の準備
メールアドレス
登録にはかならず必要で、オンラインカジノからは主に本人確認や入出金・プロモーション等に関するメールが届きます。
普段お使いのメールアドレスでもよいでしょうが、金銭に関する大切な連絡が迷惑フォルダなどに埋もれてしまうことを防ぐためにも、新たにフリーメールアドレスを取得するなどしてオンラインカジノ専用のアドレスを作成してしまうのもおすすめです。
入金手段の準備
クレジットカード・デビットカード
所有していなくても楽しむことは出来ますが、クレジットカード入金に対応しているオンラインカジノではとても重宝します。
入金に使用するおつもりであれば、あらかじめ登録前に対応ブランドの状況を確認されることをおすすめします。
電子決済サービスのアカウント
クレジットカード入金をする予定がない場合は、電子決済サービスを経由して入金や出金をおこなうこととなります。
オンラインカジノで利用されている電子決済サービスの中でも主流なものは『エコペイズ』という決済サービスで、ほとんどのオンラインカジノで利用されています。
電子決済サービスのアカウントもメールアドレスがあれば開設できますので、クレジットカード以外の入金経路も手軽に準備できます。
主な電子決済サービスの基本的な機能について詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく説明しています。



オンラインカジノへの登録作業
基本的に登録フォームに個人情報を入力して送信するだけで難しいことはないのですが、一般的な入力項目と注意点についてご説明しておきます。
一般的な入力必須項目
登録では入力項目こそ多少の違いはありますが、ほとんどのオンラインカジノでは以下の個人情報を入力するだけでアカウントを作成できます。
- メールアドレス
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 電話番号
登録作業時に注意すること
個人情報を偽って登録することはやめましょう
海外のオンラインカジノへ氏名や住所などの個人情報を登録することに抵抗を感じる方もいるかと思いますが、偽名や架空の住所で登録することは絶対におすすめしません。
なぜならば、勝利金が出金できないからです。
オンラインカジノから初めて出金するときには、『登録内容に虚偽はないか』や『なりすまし登録ではないか』などの確認作業が必ず行われます。
個人情報の登録に抵抗があるうちは、無理にオンラインカジノへの登録をしなくても良いかと思います。
ローマ字入力時の表記方法について
オンラインカジノによっては、氏名を日本語表記ではなく『ローマ字』で入力する場合がありますが、この時には表記のゆれに注意してください。
(例)佐藤 → SATO / SATOU / SATOH など
本人確認の際に表記のゆれが原因で同一人物と認められなかったケースもあるようですので、入出金手段として使用する口座(カード・銀行等)と表記を一致させて登録することをおすすめします。
その他、住所を英語表記で入力する場合はJuDressなどの変換サービスを利用すれば迷う事もないかと思います。
このように、オンラインカジノを始める準備は数分から数十分あれば整います。
オンラインカジノと税金について
カジノで得た収入は課税対象
もしあなたがオンラインカジノで大きな勝利を手にした場合、その収入には所得税が発生します。
税法上は公営ギャンブルの収入と同様に一時所得として課税されますので、税理士などその道のプロに相談したうえで、適切に納税するようにしましょう。
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